Windows 7 64bit 環境の Jenkins ジョブで Powershell ファイルを実行すると「スクリプトの実行がシステムで無効」になる

## 背景 Windows 7 上でJenkins を運用するとPowershell が利用できて便利！ 定期的にExcelなどの情報も操作できる。 PowerShell のセットアップでps1ファイルから実行するために必須なのは、Set-ExecutionPolicy によるポリシーのレジストリ変更。 これで powershell コマンドと.ps1ファイルを指定してプログラムが実行できる。 なんのことはないし、ちゃんと動いた。 <br/><br/> ## 問題 ここで、今回つまづいたのでは Set-ExecutionPolicy で ps1 ファイルの実行を許可し、コマンドプロンプトでは実行できるにもかかわらず Jenkins では実行できない事象が発生。。。 こんなログがジョブ実行ででてしまう。何度もポリシーを見なおしたりマシンを再起動してみたけどエラーがでる。 <br/> <pre class="log"> スクリプトの実行がシステムで無効になっているため、ファイル C:\hoge\job.ps1 を読み込めません。詳細については、「get-help about_signing」と入力してヘルプを参照してください。 発生場所 行:1 文字:12 + .\job.ps1 <<<< </pre> <br/> 困って、最後に辿りついたのが 32bit, 64bit 版のPowerShellでポリシーがそれぞれ違うということ。 コマンドプロンプトでは 64bit 版を使っていて、Jenkins は 32bit 版をつかっていたみたい。 対応は簡単で、フルパスのpowershell を起動して Set-ExecutionPolicy を変更すればいい。 - [参考 Set-ExecutionPolicy コマンドレットの使用](http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee176961.aspx) - [参考 Unable to exec Powershell on one slave.](https://groups.google.com/forum/#!msg/jenkinsci-users/P5UhpfonBuI/xMfkkCRjwwAJ) <br/><br/> ## 対策 32bit, 62bit版のPowerShellがある。 Windows界隈ではもしかして一般的？なのかもしれない。 知らなかった。。。 - 引用: [参考サイト](https://groups.google.com/forum/#!msg/jenkinsci-users/P5UhpfonBuI/xMfkkCRjwwAJ) <pre class="log"> 32-bit: C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe 64-bit: C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe </pre> <br/><br/> ### 手順 - どちらも同じポリシーに設定 <pre class="brush: shell"> > C:\Windows\SysWOW64\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe PS C:\hoge > Set-ExecutionPolicy RemoteSigned PS C:\hoge > exit > > C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe PS C:\hoge > Set-ExecutionPolicy RemoteSigned PS C:\hoge > exit </pre> [1]:http://blog.ccm-lulu.com/ "myblog"